スマートフォンに傷がついてしまうと、外観を損なうだけでなく画面が見づらくなってしまったり、傷が原因で画面のヒビ割れに繋がってしまったりと、スマートフォンの機能性に支障を出す場合があります。

よく画面にヒビが入ったままのスマートフォンを使用されている方をよく見かけますが、場合によっては画面が割れて指を切ってしまったり、スマートフォンが使用不可になって修理に出さなければいけないなどの厄介なケースも考えられます。

画面の奥まで一度ヒビが入ってしまうと、修理に出さなければ直すことは出来ませんが、「どういった時に傷がついてしまうのか」「どうすれば傷を防げるのか」を把握しておくことが重要です。下記ではそれぞれの項目をご紹介するので、是非チェックしてみてください。

スマートフォン傷がつきやすいのはこんな時

スマートフォンを買い替えて間もないのに「いつの間に傷がついてる・・」という経験はありませんか?最近はスマートフォンの価格が上昇傾向にあり、なかには10万円を超える端末も珍しくありません。特に買い替えたばかりのスマートフォンに傷がついているのを発覚した時にはショックなものです。

スマートフォンの傷といっても大まかに分類すると2種類に分けることが出来ます。1つ目は「画面につく傷」で、スマートフォンの操作は画面をタッチすることで操作することが多いために、傷がついてしまいやすいのです。2つ目は「スマートフォンのボディについてしまう傷」で、端末の裏や角部分が該当します。

【スマートフォンの画面に傷がつきやすいケース】

スマートフォンの画面には強化ガラスが採用されているとはいえ、「絶対に傷がつかない」というわけではありません。画面部分はタッチ操作で指で最も多く触れる部分であるため、

  • 日常使用で傷がつく

スマートフォンの画面部分は強化ガラスが採用されていますが、「爪が伸びている」「指輪などのアクセサリーが接触」ということが原因で、画面に細かい傷を作ってしまうことが考えられます。それ以外にも、ポケットやカバンにスマートフォンを入れた際に鍵やモノと接触して傷ついてしまうことがあります。

  • 落下による衝撃

近年のスマートフォンは大型化しており、使用している際に手から滑り落ちやすいです。スマートフォンを落としてしまった際に画面に傷がついたり、ヒビが入ってしまうことが考えられます。

  • 使用環境による傷

塵や埃が多いなど野外での活動が多い場合に、画面に細かな傷がついてしまうことがあります。また、そういった汚れをふき取ることことで汚れが画面に傷がついてしまうことも。

【スマートフォンのボディはメーカーによって異なる】

スマートフォンは手に持たれることが多いゆえに、そのボディにはさまざまな工夫が施されています。手にフィットしやすいかどうか、電話をする際に声は聞き取りやすいか、耐久性はどうかなど。様々な観点から端末のデザインが決められています。

一方で、ボディに「採用されている材質はメーカーによってさまざま」です。なので、ボディの耐久性は使用環境にもよりますが、メーカー別によっても異なってきます。現在のスマートフォンは金属系の材質が最も多く、時点で樹脂系が多いです。

樹脂系はガラケーに最も多く見られた材質で、プラスチックのような質感です。加工がしやすいという利点があり、丸みを作ったり、デザインの自由度が高いという利点がありますが、金属系のようなクールさは欠け、「落下時に欠けたり割れやすい」というデメリットも。

金属系の材質で代表的なのはiPhoneで、ボディにはアルミ合金を採用しており、表面には塗装加工が施されています。金属系のボディは高い耐久性が特徴ですが、一方で「塗装が剥げやすい」というデメリットも。塗装が剥げても使用に支障をきたすことはありませんが、見た目はよくありません。

スマートフォンの傷は修復可能?

スマートフォンに傷がついてしまった場合、傷が出来た場所によっては非常に気になりますよね。傷を見るたびに「この傷をなんとか出来れば・・」と考えがちです。

結論から言うと素人の方でもスマートフォンについてしまった傷を修復することは可能です。スマートフォンにはジャンク品というモノが存在し、オークションやフリマで比較的綺麗なジャンク品を取り寄せて傷がついてしまった画面などを交換するということが可能です。

ですが・・知識のない方が無理に修復しようとすると、スマートフォンに不具合が起きてしまったり、傷がさらに酷くなってしまうということが考えられます。各メーカーでもスマートフォンを分解したり修理をすることは控えるように明言しています。

ネット上には重曹やベビーパウダーを使用して傷を修復するといった情報も存在しますが、細かい粉末がスマートフォン内部に混入して「故障を招く原因」になるため絶対に止めましょう

悩ましいスマートフォンの傷は「事前に対策する」こと!

上述したように、どんなに気を付けていても「スマートフォンに傷がついてしまう可能性」はあります。そこで役立つのがスマートフォンに傷がついてしまうことを「事前に対策する」ことです。

下記では、スマートフォンに傷をつけないために役立つ幾つかの対策をご紹介するので、「スマートフォンをなるべく綺麗な状態で保ちたい」「購入したばかりだから傷をつけたくない」とお考えの方に是非とも参考にしていただけばと思います。

ガラスコーティングを施工する】

時間が経つと硬化する特殊な液体で施工するのがガラスコーティングになります。ガラスコーティングの特徴として、傷や落下時の衝撃に強いため、あらゆる傷や衝撃からスマートフォンを保護してくれる効果を期待出来ます。

保護フィルムとは異なり、自分で気軽に施工をしたり付け替えたりということは難しいのですが、一度施工さえしてしまえば長期間効果が持続するため、「しっかりとスマートフォン保護を行いたい」という時に一番おすすめの保護方法になります。

【保護フィルムを貼る】

保護フィルムの良い点は簡単にスマートフォン保護を行えるという点にあります。保護フィルム自体はガラケーの時より存在するため、商品の種類も様々で、のぞき見防止フィルター機能がついたものからブルーライトをカットしてくれるタイプまで様々です。

一方で、簡単に施工出来るのが利点の保護フィルムですが、「施工時に埃や気泡が混入しやすい」というデメリットも。埃や気泡が混入してしまうと画面が見づらくなってしまったり、画面を見るたびに気になってしまうということが挙げられます。

そのため、簡単に施工出来るという点では保護フィルムに分がありますが、スマートフォン本来の美しさを保ちつつ本格的なスマートフォン保護を行いたいという場合には「ガラスコーティングの施工」をおすすめします。

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