スマホの画面に傷ができてしまった場合、何とか傷を修復して目立たなくしたいですよね。スマホの画面はガラスでできているので、意外と傷が付きやすいです。
ネットで調べると、「歯磨き粉で拭く」「サラダ油を塗る」などの情報もありますが、本当にこの方法で傷が修復できるのかは気になるところです。
そこでこの記事では、ネットで言われている画面の傷を修復する方法は本当に効果があるのか、どのようにすれば傷を目立たなくできるのかを紹介します。
正規の方法ではないのであまり推奨はできませんが、サブで使っているスマホなどで試してみるのもいいかもしれませんね。
スマホ画面の傷を修復する方法
スマホの傷を修復して目立たなくするには、いくつかの方法があります。ただし、あくまで小さい傷を目立たなくする程度と思っておきましょう。
- サラダ油とフィルムで傷を隠す
- 歯磨き粉/車のコンパウンドで傷を消す
- 重曹/ベビーパウダーで傷を補修
ただし、上記の方法を行ったからといって必ずキレイになるわけではありません。
別の故障につながったり余計に傷が付いたりする可能性もあるので、自己責任で行いましょう。
サラダ油とフィルムで傷を隠す
画面にサラダ油を塗り、その上からフィルムを貼ることで目立たなくする方法です。傷の凹み部分にサラダ油が入り込んで傷が見えなくなります。
- スマホ画面のホコリをクロスなどで拭く
- 傷の部分にサラダ油を1,2滴たらす
- 保護フィルムを貼る
- 通常と同じ手順で空気を逃がす
- はみ出た油をふき取る
始めのうちはフィルムの端からサラダ油が出てくることがあります。油が出なくなるまでは、衣服などにつかないように気をつけましょう。
ただし、端子部分からサラダ油が内部に入り込んだり、液晶まで達するような傷に使ったりすると故障につながります。
普通にフィルムを貼るときにサラダ油を垂らすだけなので、お手軽にできる方法ですね。
重曹やベビーパウダーで傷を補修
サラダ油と同じように、重曹やベビーパウダーで傷をふさいで補修する方法です。細かい粒子が傷に入り込むため目立たなくなります。
- 重曹かベビーパウダーを水と2:1で混ぜる(水は少なめ)
- ペースト状になったらクロスなどの柔らかい布で優しく塗り込む
- 乾いた布で余分なところを拭き取る
作業をするときは、電源を切って行ってください。
また、端子部分などから水分が入り込まないように、少しづつ様子を見ながら塗っていきましょう。
塗り終わったら余分なペーストをキレイに拭き取って完了です。
歯磨き粉/車のコンパウンドで傷を消す
サラダ油や重曹、ベビーパウダーは傷を埋める方法ですが、こちらは傷を削って消す方法です。
コンパウンドや歯磨き粉の中には研磨剤が入っているので、スマホのコーティング部分を削ることができます。
- コンパウンド、歯磨き粉をクロスなどに少量取る
- 円を描くように優しく拭く
- 乾いた布で余分を拭き取る
この方法はスマホのコーティングが削れて薄くなるので、傷はなくなりますが、今後傷に弱くなる可能性があります。
強くこすりすぎると、余計に傷が付いてしまったりコーティングが剥がれたりするので、気をつけて作業をしましょう。
スマホのコーティングは剥がれても大丈夫?
スマホには初めから、画面を保護するためのコーティングが施されています。
そのため画面に傷が付いても、画面本体ではなくコーティング部分に傷が付いている状態です。
しかしコンパウンドや歯磨き粉を使って削る方法だと、画面のコーティングを剥がしてしまうことになるので、画面本体がむき出しに近い状態になってしまいます。
そのまま使い続ければ、画面本体に傷が付いてしまうでしょう。そのため、コンパウンドや歯磨き粉でコーティングを削る作業はあまりおすすめしません。
もし行う場合は、削った後にコーティング剤を塗って保護するようにしましょう。
スマホの画面に傷が付かないよう使うには
スマホに傷が付いてしまった場合、目立たなくすることはできますが元通りにすることはできません。
そのため、普段からなるべく傷が付かないようにしておくことが大切です。
保護フィルムを貼る
手軽に保護できる方法として、多くの方が保護フィルムを貼っています。保護フィルムには100円程度で購入できるモノから、数千円する製品もあるため、意外と選択肢は多いです。
安いものでも軽い傷であれば保護できますが、高い製品のように衝撃や強い力による傷は防げません。
性能の高いモノになると、硬度の高いガラスコーティングフィルムなどもあるため、落下の衝撃からも守ってくれます。
手帳型のスマホカバーを使う
スマホの画面は、ポケットに入れているときやカバンの中でも傷が付いています。
たとえば、ポケットにカギと一緒に入れていたり、鞄の中に充電器などと一緒に入れたりしていると、画面にぶつかって傷が付いていくのです。
手帳型のカバーであれば画面を保護できるので、持ち運ぶ際の傷を防げます。
また、スマホの画面はガラスでできているため、落下したときに画面が割れたというトラブルはとくに多いのです。
スマホ全体をカバーする手帳型は、落下した際に本体を地面にぶつける可能性が低いので、画面割れや故障などの大きなトラブルも防ぎやすいでしょう。
あらかじめガラスコーティングを施す
スマホ画面を傷からを守るのにおすすめなのが、ガラスコーティングです。ガラスコーティングは硬度が高く、一般的なモノでも9Hという硬さを誇ります。
9Hの硬さがあれば、普段使いで爪やアクセサリーなどが当たってもほとんど傷が付くことはありません。
もともと傷が付いていた箇所にもコーティング剤が入り込むため、小さな傷であれば見えなくなるというメリットもあります。そのため細かい傷が気になるという方も、スマホのコーティングはおすすめです。
料金も3,000円~ほどなので、ある程度性能の高い保護フィルムと大差はありません。
G-PACKのスマホコーティング
G-PACKのスマホコーティングは、硬度10Hを誇る強力なコーティングで画面を守ります。
10Hの硬度は、カッターなどの刃物からも守るほど。日常での使用ではほとんど傷が付かなくなるでしょう。日常的に小さな傷が付くと、落下した時に割れやすくなってしまいます。
そのため普段から小さな傷からも守ることで、落下したときに画面が割れてしまう可能性も下げられるのです。
G-PACKのガラスコーティングは耐衝撃性も高く、特殊なガラス被膜を作り画面を保護します。衝撃を吸収する作用と逃がす作用がある複合ガラスなので、落下した時のダメージも小さく抑えられますよ。
他にも抗菌や抗ウィルスなど8つの効果を併せ持つコーティングなので、スマホを傷や落下、ウィルスなどから守りたい方はぜひ検討してみてください。
まとめ
スマホの画面に傷が付いた時の方法として、歯磨き粉やサラダ油などを使う方法がネット上で見られますね。
これらの方法は傷を直すわけではなく、あくまで目立たたなくする方法だということを知っておきましょう。
また、研磨剤が入ったコンパウンドや歯磨き粉を使う方法は、上手くやれば傷は消えますが、画面のコーティングを剥がしたり薄くしたりするのでおすすめしません。
もしコンパウンドや歯磨き粉の方法を使うのであれば、終わってからコーティング剤を塗って画面を保護しておきましょう。
また、あまり推奨する方法ではないので、あくまで自己責任で行うようにしてください。