皆さんは現在使用しているスマートフォンに対して、積極的に保護をしているでしょうか?中にはスマートフォンに保護をする意味がないと考えている方も居るかもしれませんね。
また、スマートフォン保護を行ってしまうとスマートフォン本来のデザインが損なわれてしまったり、画面が見づらくなってしまうという観点から保護をあまりしたくないと思われる方も多いと思います。
筆者もスマートフォン(iPhoneX)を購入したばかりの頃、本来のデザインやカラーを楽しみたいという考えから、ケースや保護フィルムを装着せずに暫く使用していましたが、ふとした時にスマートフォンを見ると「無数のキズがあった」という経験から、スマートフォン保護の重要性を改めて認識するようになりました。
スマートフォン保護はなぜ全面保護が重要なのか
スマートフォンを長期間に渡って、いかにトラブルなく使用していくかという点についてはユーザーとメーカー側も頭を悩ませている部分だと思います。
スマートフォンの液晶画面は年々大型化しつつあり、携帯性を向上させるために薄くなっていることも相まって「衝撃に弱い」ということが挙げられます。
そのため、スマートフォン保護をする際に気を付けたいのがしっかりと「全面保護を行う」ことにあります。下記ではスマートフォン保護は全面保護が好ましい理由とその解説をいくつかの項目に分けて解説します。
【1】一部の保護だけでは落下時に衝撃を吸収出来ない可能性がある
上述したように、近年のスマートフォンは薄型化がトレンドになっていることもあり、スマートフォンを落下させてしまった際には落下時の方向にかかわらず「液晶画面が割れたり、内部の部品にダメージ」に繋がってしまう恐れがあります。
特にスマートフォンは精密機器であることから、落下時にはいかなる方向であっても電源が入らなくなったり、不具合が起きてしまうことがあります。
【2】ガラスパネルを採用したスマートフォンが主流である
スマートフォンの外観で使用される素材といえば、プラスチックやアルミニウム合金が主流でしたが、最近では端末の全面でガラス素材を採用するスマートフォンが増えつつあります。
全面的にガラスパネルを採用すると高級感が増し、デザイン的にも優れているということが挙げられます。一方で、ガラスパネルは得に落下時の衝撃に弱いということが挙げられるため、ガラスパネル素材のスマートフォンの場合は全面保護がとても重要になります。
【3】スマートフォンは誤って落下させてしまいやすい
スマートフォンを触っている時に手から滑り落ちてしまい、意図せずに「スマートフォンを落としてしまった」というケースは非常に多いようです。
スマートフォン端末の多くが、端から端までほぼ縁のない形状で作られており使用されている材質もガラスやアルムニウム合金などの滑りやすい材質であるため、ポケットから滑り落ちてしまったり、手から滑りやすいということが考えられます。
スマートフォンの落下防止策としてスマホリングを装着するのが一般的ですが、スマホリングが外れてスマートフォンが落下してしまったというケースもあるようです。そのため、スマホリングを装着した際にもしっかりとスマートフォン保護を行うことが重要になります。
スマートフォンの全面保護を行うにはどうすれば良いのか
上記では、スマートフォン保護は全面的に行うべきである理由を解説しましたが、具体的にはどういった保護をするべきでしょうか?そのポイントについて下記では解説いたします。
まず、スマートフォン保護には複数の選択肢が存在します。例えば、
- 保護フィルム(主に液晶画面の保護)
- ガラスコーティング(主に液晶画面の保護)
- ケース(主に裏面部分の保護、手帳型など全面保護製品も有り)
上記の3点がスマートフォン保護の代表的な選択肢になります。下記ではこの3点の特徴やメリットなどをご紹介します。スマートフォン保護を行う際の参考にしていただければと思います。
耐久性は低いが、安価で気軽に施工可能な「保護フィルム」
保護フィルムは液晶画面のヒビではなく、あくまで「キズだけ予防したい」というユーザーにオススメです。特に激しいスマホゲームなどをよくプレイするユーザーは簡単に貼りなおせる保護フィルムをチョイスする方が多いようです。
▼保護フィルムの特徴
- 安価でキズを予防出来る
- 端末のサイズに合わせて購入する必要がある
- 衝撃には弱い
- 段差が出来てしまう&気泡やホコリが混入してしまう
また、のぞき見防止機能や目に優しいブルーライトカット機能など、製品の種類がとても豊富なのも保護フィルムの特徴ですね。
耐久性に優れ、持続期間が長い「ガラスコーティング」
ガラスコーティングといえば、車の施工するイメージが強いですが、実はスマートフォン保護を目的としたガラスコーティングもあるんです。
液晶画面に特殊な液体を施工することで「薄いガラス被膜」で覆うのがスマートフォンのガラスコーティングになります。ガラスというと衝撃に弱いイメージがありますが、ガラスコーティングより優れたスマートフォン保護製品は存在しないと言っても過言ではないぐらい、耐久性が高いということが挙げられます。
▼ガラスコーティングの特徴
- 耐久性に優れ、効果が長持ち
- 気泡がホコリが混入しない
- 無色透明なので、画面が見づらくなったりすることはない
- 薄いので段差が出来ない
このように、ガラスコーティングには様々なメリットがあります。明確なデメリットはありませんが、本格的なガラスコーティングを施工するには店舗で施工してもらう必要があるため、近隣で取り扱っている店舗を探す必要があります。
他の保護製品と組み合わせが可能な「スマホケース」
スマホケースは全面の保護が可能な手帳型やスマートフォンの背面と側面を保護出来るソフトタイプなど、種類が豊富です。素材も様々で、プラスチック/革/シリコン/アルミなど沢山の種類が存在します。
▼スマホケースの特徴
- ハイブランドをはじめ、様々なデザインを楽しめる
- 気軽にスマートフォンの着せ替えが可能
- スマホリングと併用出来る
スマホケースはスマートフォン保護を気軽に行えますが、上記でご紹介した保護フィルムやガラスコーティングなどの保護と併用することが重要です。
保護性能だけを考えるとアルミ素材のスマホケースが耐久面では一番期待出来ます。一方で、紫外線や耐薬品性が低いのが難点ではありますが、シリコンや革タイプのスマホケースもオススメです。